下書きの中で鮮度を失うものたち
いいことをすれば自分に返ってくると言うが
特段そんなことしなくても
それなりに良いことは起こる。
神様は全部見てるとも言うが
最近は減点方式は取りやめたっぽい。
もしかすると、減点部分は逐一チェックして
あとから一気にペナルティを与える戦法かもな。
神様の手元のバインダーを覗き込んでみたい。
自分は今何ポイント稼いでいて
何日後に死ぬワニなのか。
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朝食のパンにピーナッツバターをこれでもかと塗ったくって
母親にもったいないと怒られた。
あの子の化粧を見るとそれを思い出す。
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もし音楽してなかったら何してた?って質問に
ふざけることもできず、真面目に考えた。
想像もつかない。
これ以上の興味の矛先は存在したのか。
漫画描いてたかもな、
でも文章も書きたいし、
靴屋さんとかやってみたいかも
雑誌記者もあり。
でも結局は現状以上に何もない人間が出来上がってただけだろう、
って考えて少しオチた。
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異性に対してオシャレな人だなーって思う、
そのストライクゾーンは意外と狭い。
何よりよくわからないから。
女子のオシャレに精通していないから。
突飛だな~は良くある。
ダサいな~それほどない。
あんまりだろはたまにある。
似合ってるねっていう言葉は難しい。
変にエグみのある服でも
変にエグみのある人が着てたら「似合ってる」 ってことで良いのか。
それは誉め言葉として自立しているのか?
でも似合うと思ったから当人は着てるわけだし
「似合っている」は言われたら嬉しいよねきっと。
じゃあ似合ってるよ、それもあれも
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冷蔵庫からお茶を取り出してコップに注いでる瞬間
(あれ?今自分は何歳だっけ)って考えて
刹那「28歳」と回答が浮かんだ瞬間
「えっ!」って声を出して驚いてしまった。
僕28歳なんすか。
やべー
とっくに2pacなんて年下じゃんか。
そのあと自分の年齢に今気づいたみたいに
声を出して驚いてしまったことがやけに面白くなってしまって
一人へらへらと笑った。
笑い事じゃない。
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先日母親から
「そろそろ身の振り方を考えなさい」とラインが届いた。
言わんとしていることは分かる。
むしろ時期を見計らったみたいに、
一番ダメージを与えられそうな瞬間を見定めて放たれたパンチ。
せめて絵文字くらい使いなよ。
とはいえ三男坊はラップしてるときじゃないと
他人に褒められないみたいだよ
困ったものだね
「愚息」の辞書の挿絵に自分が載るのも近い。
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生きるのムズケ~
と
でもみんな生きててスゲ~を行き来している
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